コラム
【No.2】 ルアーカラー
トラウトは、どこまで色を認識するのでしょうか。
ルアーが"アクションを加えて魚の食い気を誘発させる"釣り方であることから、カラーは何でも良いのでしょうか。
例えばラインの色について、少し前までは「蛍光色のラインは魚に見破られるから駄目だ。」なんてことが言われていましたが、これは関係無いことが徐々に浸透してきています。
私がライトタックルで使うラインはほとんど全て蛍光色のラインで、自分の視認性重視で選んでいます。これにより、釣果にさほど差があるとは思えません。
ナイロンラインとフロロラインも光の透過率が違うため、出来る限り魚にバレないようにするためにはフロロを使ったほうが多分良いのでしょうが、別にフロロを使用しなくても、釣果に絶大な差が出ることはありません。
話をカラーに戻しましょう。
では、実際に食わせる部分のルアーも、カラーは何でも良いのでしょうか。
過去、ブラウンキラーとして名を轟かせた、黒/金のラパラミノーやスプーン。ブラウンはゴールド系が圧倒的に強いのでしょうか?
ホンマスキラーとして一部囁かれている、緑や青系のスプーン。ホンマスは緑や青が圧倒的に強いのでしょうか?
恐らくそんなことは無いはずです。
天然フィールドから外れて管理釣り場の話をしますと、例えばポンド型の釣り場の場合、同じルアーを投げ続けていると次第に食わなくなっていきます。
これは回遊しない放流マスが同じ所に溜まっているためで、何回も同じものを目の前に通しても次第に興味を示さなくなり、口を使わなくなっていきますが、カラーを変更しただけでいきなり食ってくる場合が多々あります。
カラーセレクトで昔から言われていることは、濁りが入っている時はゴールド系、クリアな時はシルバー系をセレクトするということです。
つまり、"水の色に近い色をセレクトしろ"ということです。
これからいくと、例えば水がクリアであっても日の出前から朝までは暗いのでゴールド系、日中はシルバー系を使った方が良いということになります。
そして日の届きにくいであろう水深のあるボトム部分ではゴールド系、水深が浅く日が届きやすい上層ではシルバー系が良いということになります。
しかし、必ずこのカラーでなければ釣れないということでも絶対にありません。
特に上層を引っ張る場合、魚はルアーを下から見るわけですから、ただの黒い物体にしか見えないはずです。
私はカラーそのものではなく、反射の仕方がカラーによって違い、その光の反射がその日のそのフィールドの水の中で、栄えるか否か変わってくるのだと勝手に思っています。
しかし、赤系の色はサケ科の魚が本能的に興味を持つ色とされていますし、実際はきちんと色を認識できるのかどうか?
このようなことを考えているわけですが、私が実際に釣りをする際に気を付けていることは、
- スプーンに限って言うと、ベースカラーはゴールドかシルバーのどちらか。
その上に様々なカラーを乗せたバリエーションを多く持ち、適当に選んで投げている。
- ミノーの場合はカラーよりも、フローティングミノーの場合は視認性重視。
それよりも大事にしていることは、そのフィールドでメインとなっているベイトと近いサイズをセレクトすること。
とこれくらいなわけで、あとは気分とかそのフィールドでの実績などで、かなり適当に選択しています。
これは主に天然フィールドの場合で、管理釣り場だとローテーションなどを含め、更に何も考えずに手持ちのルアーをどんどん回していきます。
魚は濁った水の中でもきちんと捕食し、生きていくわけですから、どんな状態でもルアーを認識できないということは無いのでしょう。
結局は自分の好みや、パターンなのでしょう。それで各々が結果を出しているわけですから、それで良いのだと思います。
ちなみに偶然かどうかわかりませんが、中禅寺湖を例にすると、今季のレイクは昔から強いと言われている白系( 実際使ったのは、下地がシルバー )で、ブラウンはゴールド。
更に2003年に釣ったホンマスは、シルバーベースの青となっています。
いやはや、全くもって実際どうなのでしょうか。
わからいなので結論。
「食う時は何でも食ってくる。」
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